ボイトレに通い始めた話

春からボイトレに通い始めました。

きっかけはコロナで推しのコンサートや舞台が次々に延期になり、ましてや県外になんて出られず、どんどんいつも当たり前に摂取していたエンタメの分野が自粛になっていく中、通っていたジムも特別休会の連続やマスク着用での運動など、とても続けていく気分じゃない。けど仕事と家の往復だけだと気が滅入る。
ってことで、前からやってみたかったことの一つ、ボイストレーニングを始めようと近くのスクールを探し体験レッスンに行きました。

当時希望として複数のスクールを考えていて、今通ってるところは金銭面では第一希望、施設的には第二希望と言ったところでしたが、体験申し込みのメール送ってものの数分で連絡が来ました。この時期だからなかなか生徒がいないのかなとか思ったのですが、それでも社会人として、レスポンスが早いのは決め手になるよなぁとその週の週末に体験予約を入れました。

体験当日、どういう風な音楽経験があるかなど、色々な質問が書かれているシートに記入後記載したシートを元に軽くヒアリングを受けた後、レッスンスタート。

正直楽しすぎた。こんな世界があったのかと。別世界開いちゃった？？くらい。
え、こんな楽しいの歌うって。

体験予約するときのレスポンスの早さや体験時の感じが私としてはすごく好印象で、その翌日には入会を決めて連絡しました。(人間時間が経つにつれて、やろうと決めたことを後回しにしてしまうというのをどこかで見たことを思いだし、やりたいなら今だとすぐ連絡をいれました。)

そこから6ヶ月ほど経った今、ボイストレーニングを始めて良かったと本当に思います。始める前は、声が低いのが本当にコンプレックスだったし、高い声出なくて女性ボーカル歌えずにほぼ男性ボーカルの曲しか歌ってこなかった私がガッツリ女性ボーカルの曲練習してるんだもん、ビックリする。音域もこの数ヵ月で驚く程に広がりました。

1回40分はあっという間で、レッスン中、先生に指摘されたことなどは手帳に記入するスタイルを取っています。(月のレッスン料結構するし無駄にしたくないのがある)

一番は指摘されたことをどこでもすぐ確認できるように。学ぶことに貪欲でありたいのもあります。

今もまだまだ下手だなぁと思うことはたくさんありますが、それでもレッスンを始めた頃の音源と今を聴き比べると変わったと思うところもあって、日々成長だなと実感しています。何より歌の音源聴いてもらった周りから高音が綺麗に出てると言われるとそれはそれで嬉しいものです。

私の行っているスクールは1回40分、私は月3回なのでレッスン料は月12,300円、月2回以上のレッスンが最低回数（月1回だと上達の見込みが見えないとの事で最低の回数が決められています）、先生はいつでも変更可、月のレッスン回数は変えられる、当月、事前に決めたレッスン回数を通えなかったとしても翌月への持ち越しはなし。など色々ありますが、なんだかんだで今のところ規定の中でやれています。先に来月のボイトレのレッスン予約を入れてしまってから他の予定を入れるようにしました。基本的にボイトレの予定を軸に色々動くようにしています。

私の通っているスクールでは3ヶ月に1回音源提出し、プロの業界の方に聞いてもらい今どのくらいのレベルにいるか、どこを改善したらいいかの指摘を貰えるのでその結果をもらうのが楽しみになっています。ちなみにこの記事書いた今日2回目の音源提出でした。ちなみに緑黄色社会のShout Baby出しました。めっちゃ難しかった。

この前はスクールの発表会のライブ配信もやっていました。いつか私も参加したい！というのでそういった事がモチベーションにも繋がっています。

それを踏まえると、3ヶ月かけて1曲を歌いこんで、曲と向き合っていく感じですかね。この3ヶ月毎日仕事以外、Shout Baby聴きこんで練習しての繰り返し。そういうのが好きな人にはボイトレ向いてるかも。

ちなみに私は今回スクールに通い始めるまで歌を習うという事はしてこなかった人です。ただ、幼少期からピアノを習い、中学、高校と吹奏楽部でトランペットをやってきてコンクールに出場したりしているので正直そこの土台にはかなり助けられています。譜面久しぶりに読んだ、楽しい。でも音楽経験なくても楽しめると思います。思ってるよりボイトレってハードル高くないんだなって思いました。

もし、行こうかなどうしようかなと迷っている人がいたら、是非入会は決めずとも体験レッスンを受けに行ってみて欲しいなと思います。最初は下手でも少しずつ上手くなっていくのが楽しくて仕方がない。

こんなご時世だからこそ、歌を歌って楽しく毎日を過ごせたらいいなと思っています。コロナ収束した後カラオケでみんなの前で歌うの楽しみに練習頑張ります。