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日常の出来事を切り取り、思いのままに綴ったブログ

緊張しいだったけど克服しつつある話

どうも湊川です。

 

緊張しいなんですよね、私。それで、大事な場面で力上手く発揮できなくて大体失敗するっていうのが多くてずっとそれが悩みでした。

でも最近それが克服しつつあります。

 

克服できた場面は意外にも、この前のスクールのライブでした。

この前のライブはライブ配信で、有観客でもなく、無観客の生配信ライブでそれでも緊張しいな私は、案の定緊張しました。ただ、レッスンの時にミスったところが本番のライブではミスることなく終われたのが何故だったのか、改めて考えてみました。

状況としては自分の後の出番の人たちが待っていて、他にも人が聞いていたこともあります。また、目の前でスクールのスタッフの人が機材を扱ったり、ライブの進行を仕切っていました。

また、10月にスクール内のオーディションを受けたとき、審査員の人が目の前に2人いてその時にめちゃくちゃ緊張してミスをした経験があるので、それと同じ状況にならないといいなと願って迎えた本番でした。

 

さて、改めて考えたところ、緊張が解れた理由は次の事柄があったからじゃないかと思います。

・目の前のカメラに自分の姿が映し出されて、緊張してるせいか棒立ちになっている姿が見えたから

・カメラの向こう側で出番を待っている人達が身体揺らして聞いていてくれたから

 

多分2つ目は結構あると思う。がしかし、1つ目もかなり大きな要素だと思っています。

 

目の前のカメラに自分の姿が映し出されて、緊張して棒立ちになっている姿を見て思いました。これじゃダメじゃんって。もっとこう動いたら棒立ちにならないかなとか、緊張しすぎて最初の数秒はカメラばっかり見ていたのですが、それだとどうなんだろうって視線外してみたり気付けば工夫していました。

 

多分緊張してるのって外からどう見えるんだろうとか、気にしすぎているのが殆どだと思うんです。それって悪いことではないし、少なからず緊張することで他人への見え方を気にしてきちんと所作ができると思うんですよね。けど、それで失敗したら本末転倒な気がするんです。少なくともこれまでの私はそうです。

ライブ当日緊張して手が震えたのは数秒でした。そこからはもう無我夢中で(もしかしたら実際は自分が知らないだけで手が震えていたかもしれないけど)、最後らへんはもっと歌っていたい、なんて思っていたんだから凄いと思う。終わった後に、ホッと一息吐いていると、私の歌う姿を見ていた演者の人から「本当に初めてなの?凄く堂々としていたから、もう何回目かの出演なのかと思った」と言われました。その言葉にビックリしたし意外と緊張しているようには見えていないんだなと思うと自分意外とやるじゃんって思った。

 

カメラの前に立って、生配信で不特定多数の人に見られることなんて普通に生活していたらそう体験することなんてないけど、カメラに映った自分を見て緊張の仕組みみたいなものが見えた気がします。

きっと緊張って緊張してる自分がどう見えているのか分からない怖さや不安からくるんだと思うんです。だから、失敗するのが怖くて、その失敗した姿を見られるのが怖い。でも考えました。他人にどう失敗しない姿を見せるかを気にするより、緊張してる自分のパフォーマンスがどうなのか、ということ。まだまだ克服の道は遠いかもしれないけど、掴んだきっかけを大事にこれからも頑張りたいと思います。

 

 

以前どこかで聞いた、未知の経験は人を強くするって案外本当かもしれない。