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日常の出来事を切り取り、思いのままに綴ったブログ

ボイトレ始めて1年経った話

どうも、湊川です。

 

今回もボイトレについて話をしていきたいと思います。

ボイトレを始めてもうすぐ1年が経過しようとしています。

色々出来ることも増え、同時にまだまだな部分も浮き彫りになって練習することは多いですが、凄く楽しいです。基本的に努力は嫌いじゃないので地味な練習も楽しめています。

 

まず、私がボイトレに通い始めたきっかけについては下記の記事を参照にしていただけたらと思います。

osmanthus-10.hatenablog.com

 

また、その後のボイトレの経過については今年の1月に更新したこちらの記事を参考にしてください。

osmanthus-10.hatenablog.com

 

さて練習についてですが、私は必ず毎日やっていることがあります。

それが、1日1回は必ずどういう形でも声を出すことです。

 

声を出すなんてそんな毎日誰かしらと会話してんだから当たり前じゃんって声聞こえてきそうなんですが、会話するのと歌うのって本当に違うんだなってこの1年で分かったことの1つです。喉の使い方、呼吸の仕方、言葉の発し方etc.本当に普段の会話と違います。今まで同じでしょって思ってたけどやってみてその違いを知ることができました。

 

私の日々の主な練習として、

  1. 腹式呼吸
  2. “い”の発音
  3. メトロノームを使ったリズムの訓練

 

腹式呼吸は吸う拍数を変えたり、吐く時間を長く出来るようにトライしてみたりと自分なりに工夫してみています。そういやこういうのって学生の時吹奏楽部でやってたなってふと思い出してこういうことだったのかと思い返したりしています。

 

“い”の発音は、口を”い”のまま声を出して低い音から高音までゆっくりグラデーションをつけるように上っていく訓練です。よくYouTubeとかでもやり方あるので、そういうの参考にしてみてもいいかもしれません。私がレッスンでやったのは、課題曲で出す低音から高音までを上がって上がりきったら今度は下っていくもので、最初は普通に腹式呼吸をするのと違い全く息が続かなかったんです。今は少しだけ続くようになりました。腹式はしつつもこういうのもやっておいた方が、ミックスボイスの習得にもつながるようですが(YouTubeで見かけた話)、腹式の強化にもなるんじゃないかなって実感したところです。

 

そして3つ目、メトロノームを使ったリズムの訓練。これはメトロノームに合わせて課題曲を歌ったりしているんですが、メトロノームに合わせる訓練をする前は走りすぎたりとリズムどこ行った状態だったんですが、このくらいの速度の歌はこれくらいゆっくり歌った方がいいなとか、あ、走り気味だなとかっていう感覚がメトロノームがなくても分かるようになってきたので、メトロノームある人はそういうのも使ってリズムの訓練するといいかもしれない。

ちなみに私はYAMAHAのTUNER-METORONOME TDM-700というドナルドダックの絵が描いてある可愛らしいやつ使ってます。チューナーは自分の出そうとしている声のキーが高いか低いかを合わせる(確認する)用途にも使えるので、購入しようかなと思っている方は両方搭載されているものがおススメ。私は吹奏楽メトロノームを買っていたことがあったのですが、チューナー機能しかなかったので、ボイトレを始めるにあたって買い直しました。確か値段は大体3,500円とかそんなもんだったと思います。

 

1年経過しライブ後頃からカラオケに行った際に明らかに違うなと思ったのは、

地声とミックスボイスが安定してきて揺れが少なくなってきたこと。

これはカラオケで歌の練習をした時に歌い始めてすぐにあれ、何か違うって変化が感じられたのはびっくりしました。こんなに歌っていて明らかに変化を自分の中で感じられているということが驚きだし嬉しいしで、その日以降練習がさらに楽しくなりました。

 

最初の頃は出だしの地声も少し弱く歌う時も揺れて揺れて音程がずれてしまうのが難点でした。私は始めた当初から明らかに音程が外れていた訳ではなく、例え少し音程が外れても歌いながらあ、ちょっと低いな、高いなと分かっていたので、支えが出来ていなかったのが原因だったと思うのですが、1年経ってそのブレが大幅になくなったのは腹式ができて、支えが出来てきはじめたのが大きな要因じゃないかなと分析しています。

先生にも安定してきてるねと言ってもらえたので、素直に嬉しかったです。

 

今の課題は、前回の課題曲が返って来たときのコメントに一本調子になりがちなのが勿体ないと書かれていたので、今は抑揚のつけ方や表現の仕方を試行錯誤しています。

この試行錯誤する時間も本当に楽しい。元々音楽が好きで演奏することや音楽で試行錯誤することが好きなのはあるしそれに助けられてるなとは思う。

 

今回中島美嘉さんの雪の華を課題曲に選んで、高音のファルセットが本当に苦戦しています。どう音を出すか分かっていても本当に苦戦する。あれは難しい。さらに1年後に歌ったときにどう歌えているか見物ですな。

 

今回1年経って色々思うのは、ボイトレって年単位でやることなので、数か月でどうにかなるもんじゃないなってこと。

あと、最近思うのがボイトレって歌が上手くなるということより、上手く歌う基礎を作ったり、声の出し方、喉の使い方を知ってそれを自分が感じること、その感覚を得ることなんだなってことです。荒れた土地ってまずは整地しないと作物は植えられないし、その整地した所に種なりを撒かないと作物は作れない、水をあげないと育たないのと一緒。まずは喉の使い方、声の出し方、呼吸の仕方を学ばないと、ちゃんとした歌は歌えない。だからボイトレってするんだと思います。

 

これからもボイトレは続けるつもりです。いつか歌ってみたとか出せたらいいな。そこを目指してボイトレ、ボカトレ頑張ります!!!